
故人の遺品を整理していると、必ずと言っていいほど出てくるのがテレビです。
通常の粗大ごみとして処分できないため、どのように対処すればよいのか悩まれる方は少なくありません。
実は、テレビの年式や状態によっては買取してもらえる可能性があり、処分費用を抑えるだけでなく、思わぬ収入になることもあります。
本記事では、遺品整理におけるテレビの買取について、買取可能な条件から高額査定のコツ、買取不可の場合の処分方法まで詳しく解説します。
遺品整理で出てきたテレビは買取してもらえる

遺品整理で出てきたテレビは、製造後5〜8年以内の薄型・液晶テレビであれば買取してもらえる可能性が高いです。
テレビは家電リサイクル法の対象品目であるため、通常の粗大ごみとして処分することができません。
そのため、専門業者による買取や回収サービスを利用することが一般的な方法となっています。
2024年12月には日本テレビ「news every.」で大型液晶テレビ(55型)が3万円で高額買取された事例が紹介されており、条件が整えば高額査定も期待できます。
ただし、製造後10年以上経過したテレビは買取が難しく、無料回収や不用品回収業者を利用する必要があります。
遺品整理のテレビ買取が可能な理由

なぜ遺品整理で出てきたテレビが買取対象となるのでしょうか。
その背景には、家電リサイクル法の制約と中古市場の需要が関係しています。
家電リサイクル法がテレビ処分を制約している
テレビは家電リサイクル法で定められた特定家庭用機器に該当します。
この法律により、テレビを処分する際は購入店に持ち込むか、専門の回収業者に依頼する必要があります。
そのため、遺品整理の際には買取業者に査定してもらうことで、処分費用を抑えられるだけでなく、適切なリサイクルルートに乗せることができます。
遺品整理の場合、購入店が不明なケースも多く、出張買取サービスを利用することが最も便利な選択肢となります。
中古テレビ市場には一定の需要がある
薄型液晶テレビの普及が進んだ現在でも、中古テレビ市場には安定した需要があります。
特に製造後5年以内の比較的新しいテレビは、4K対応や有機ELパネルを搭載した高性能モデルが多く、中古市場でも人気があります。
一人暮らしを始める学生さんや、セカンドテレビを探している方々が購入層となっており、買取業者もこうした需要を見越して積極的に査定を行っています。
2025年3月にはテレビ番組「となりのテレ金ちゃん」で春の生活変化に伴う不用品買取が特集され、遺品整理や生前整理でのテレビ買取事例が増加傾向にあることが報じられました。
遺品整理業者が買取と回収を一体化している
近年のトレンドとして、遺品整理業者が買取と回収のハイブリッドサービスを提供するようになっています。
これにより、買取可能な品は査定して現金化し、買取不可の品は適切に回収するという一連の流れを一度に済ませることができます。
遺族の方々にとっては、複数の業者に連絡する手間が省け、感情面でも負担が軽減されるメリットがあります。
査定無料・キャンセル無料の業者が多く、まずは相談してみるという選択肢が取りやすくなっています。
遺品整理でテレビを高く買取してもらう具体例

実際にどのようなテレビが高額買取の対象となるのか、具体例を見ていきましょう。
製造後5年以内の大型液晶テレビ
最も高額買取が期待できるのは、製造後5年以内の大型液晶テレビです。
2024年12月の事例では、55型の大型液晶テレビが3万円で買取されました。
特に50インチ以上の大画面モデルで、4K対応やスマート機能を搭載している製品は高値がつきやすい傾向があります。
メーカーとしては、ソニー、パナソニック、東芝、シャープなどの国内主要メーカー製品が安定した査定額となります。
- 55型以上の大画面モデル
- 4K・8K対応の高解像度モデル
- 有機ELパネル搭載モデル
- スマートテレビ機能搭載モデル
これらの条件を満たす製品であれば、数万円の買取価格が期待できます。
付属品が揃っている状態の良いテレビ
同じ年式のテレビでも、付属品の有無や状態によって査定額は大きく変わります。
特にリモコンは必須アイテムとされ、欠品していると買取不可となるケースもあります。
- 純正リモコン
- B-CASカード
- 電源ケーブル
- 取扱説明書
- 元箱(あれば尚良い)
付属品が全て揃っており、画面に傷や汚れがなく、動作確認済みのテレビは高額査定の対象となります。
遺品整理の際には、テレビ周辺を丁寧に探して付属品を見つけることが重要です。
複数の業者で相見積もりを取った場合
買取価格は業者によって差が出ることがあります。
同じテレビでも、業者Aでは5,000円と査定されたものが、業者Bでは15,000円となることも珍しくありません。
これは各業者の販売ルートや在庫状況、得意とする製品ジャンルが異なるためです。
- 買取ドットコム
- 家電高く売れるドットコム
- 買取MAX
- 出張買取24時
これらの業者は出張対応で遺品整理買取の実績が豊富であり、即日・夜間対応も可能です。
複数の業者に見積もりを依頼することで、最も高い査定額を提示してくれる業者を選ぶことができます。
多くの業者が査定無料・キャンセル無料のサービスを提供しているため、気軽に相見積もりを取ることをお勧めします。
仏具など他の遺品とまとめて買取に出した場合
遺品整理では、テレビ以外にも貴金属、仏具、家具、家電など様々な品物が出てきます。
これらをまとめて買取に出すことで、トータルの買取金額が高額になるケースがあります。
実際の事例として、テレビと仏具などをまとめて査定に出したところ、合計で3万円を超える買取金額となったケースが報告されています。
買取業者の中には、まとめ買取でボーナス査定を行っているところもあり、点数が多いほど有利になる傾向があります。
遺品整理を行う際は、処分を検討している品物を一度にまとめて査定してもらうことで、効率的かつお得に整理を進めることができます。
未使用・未開封のテレビが出てきた場合
稀なケースではありますが、遺品の中から未使用・未開封のテレビが見つかることがあります。
こうした製品は新品同様として扱われるため、年式が新しければ購入価格に近い金額で買取されることもあります。
製造後5年以内の未開封品であれば、55型クラスで3万円以上の高額買取も十分に期待できます。
箱に傷や汚れがなく、保証書が残っている状態であれば、さらに査定額が上がる可能性があります。
買取対象とならないテレビの処分方法

残念ながら、全てのテレビが買取対象となるわけではありません。
製造後10年以上経過したテレビや、故障しているテレビは買取不可となることが一般的です。
買取不可となるテレビの特徴
以下のようなテレビは買取が難しいと考えられます。
- 製造後10年以上経過したテレビ
- ブラウン管テレビ
- 画面に傷や割れがあるテレビ
- 電源が入らないテレビ
- リモコンが欠品しているテレビ
- 25インチ以下の小型テレビ(年式によっては39インチ以下も条件厳しい)
これらの条件に該当するテレビは、0円引き取り止まりとなるか、処分費用が発生する可能性があります。
不用品回収業者を利用する方法
買取不可のテレビは、不用品回収業者に依頼することで処分できます。
回収相場は3,000〜5,000円程度とされており、自宅まで引き取りに来てもらえるため手間がかかりません。
遺品整理に特化した業者であれば、買取可能な品と不可の品をまとめて対応してくれるため、ワンストップで整理を進められます。
家電量販店への持ち込み
家電量販店の多くは、テレビの引き取りサービスを提供しています。
新しいテレビを購入する際に古いテレビを引き取ってもらう方法が一般的ですが、引き取りのみも対応している店舗があります。
リサイクル料金と収集運搬料金がかかりますが、適切な処理ルートで処分されるため安心です。
自治体のクリーンセンターに持ち込む
一部の自治体では、クリーンセンターへの持ち込みによるテレビの処分を受け付けています。
事前予約が必要な場合が多く、リサイクル料金が発生しますが、比較的安価に処分できる方法です。
ただし、重いテレビを自分で運搬する必要があるため、体力的な負担を考慮する必要があります。
フリマアプリ・オークションサイトを活用する
買取業者では値がつかなかったテレビでも、個人間取引であれば買い手が見つかる可能性があります。
特に地域の掲示板やジモティーなどでは、「引き取りに来てくれる方に無料で譲ります」という形で出品すれば、処分費用をかけずに手放せることがあります。
ただし、発送の手間や梱包の難しさ、トラブル対応のリスクがあるため、時間と労力に余裕がある場合の選択肢と言えます。
テレビ買取業者の選び方と注意点

遺品整理でテレビを買取してもらう際には、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
テレビ番組出演歴のある業者は信頼性が高い
2024年から2025年にかけて、複数の遺品整理・買取業者がテレビ番組に出演しています。
「出張買取24時」や「メモリーズ」などは、日本テレビやテレビ金沢の番組で密着取材を受けており、実績と信頼性が裏付けられています。
メディア出演歴のある業者は、対応の質や査定の公正性において一定の水準を保っていると考えられます。
査定無料・キャンセル無料の業者を選ぶ
遺品整理の際には、複数の業者に見積もりを依頼することが望ましいです。
そのため、査定無料・キャンセル無料のサービスを提供している業者を選ぶことで、気軽に相談できます。
多くの優良業者がこうしたサービスを提供しており、査定後に断っても追加費用が発生しないため安心です。
遺品整理に特化したサービスを提供している業者
遺品整理は感情面でも負担が大きい作業です。
「ミライルまごころ」などの遺品整理特化業者は、遺族の心情に配慮したサービスを提供しており、丁寧な対応が期待できます。
買取だけでなく、遺品の供養や清掃、不用品の処分まで一貫して対応してくれるため、遺族の負担を大きく軽減できます。
即日・夜間対応可能な業者を確認する
遺品整理は期限が設定されているケースも多く、急いで対応する必要がある場合があります。
即日対応や夜間対応が可能な業者であれば、スケジュールに柔軟に合わせてもらえます。
特に遠方に住んでいる方が実家の遺品整理を行う場合、限られた滞在期間で全てを済ませる必要があるため、対応スピードは重要な選定基準となります。
テレビを高く買取してもらうための準備
少しでも高く買取してもらうためには、事前の準備が重要です。
清掃して見た目を良くする
テレビの画面や本体は、埃や指紋で汚れていることが多いです。
柔らかい布で丁寧に拭き取り、清潔な状態にしておくことで、査定時の印象が良くなります。
特に画面は専用のクリーナーを使用して、傷をつけないように注意しながら掃除することをお勧めします。
付属品を全て揃える
前述の通り、リモコンやB-CASカード、電源ケーブルなどの付属品は査定額に大きく影響します。
遺品整理の際には、テレビの周辺を丁寧に探して全ての付属品を見つけ出しましょう。
取扱説明書や保証書が残っていれば、さらにプラス査定となる可能性があります。
製造年月日とメーカーを確認する
テレビの裏面や側面には、製造年月日とメーカー名が記載されたラベルがあります。
この情報を事前に確認しておくことで、査定をスムーズに進められます。
また、製造年が新しければ新しいほど買取価格は高くなる傾向があるため、期待値を持って査定に臨むことができます。
動作確認を行う
電源が入るか、画面が正常に映るか、音声が出るかなど、基本的な動作確認を行っておきましょう。
故障している場合は事前に業者に伝えることで、無駄な時間を省けます。
正常に動作するテレビは買取対象となりますが、故障品は買取不可または減額となることが一般的です。
まとめ:遺品整理でテレビを賢く処分する方法
遺品整理で出てきたテレビは、製造後5〜8年以内の薄型・液晶テレビであれば買取してもらえる可能性が高いです。
家電リサイクル法の対象品目であるため通常の粗大ごみとして処分できず、専門業者の利用が必須となります。
高額買取を期待するには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 製造後5年以内の大型液晶テレビを選ぶ
- 付属品を全て揃えて清掃する
- 複数の業者で相見積もりを取る
- 他の遺品とまとめて査定に出す
- 査定無料・キャンセル無料の業者を選ぶ
買取不可となった場合でも、不用品回収業者や家電量販店の引き取りサービスを利用することで適切に処分できます。
遺品整理に特化した業者であれば、買取と回収を一体的に対応してくれるため、遺族の負担を大きく軽減できます。
テレビの処分に悩んでいる方は、まずは無料査定を依頼してみることをお勧めします。
思わぬ高額査定がつく可能性もあり、処分費用の節約だけでなく、経済的なメリットも得られます。
遺品整理は感情的にも大変な作業ですが、適切な業者選びと事前準備によって、スムーズに進めることができるでしょう。